簿記3級を受験しようと思い立ってから、合格するまで約5ヶ月間。
私は簿記の知識がほとんどない状態から、独学で勉強を始めました。
勉強を進める中で、思うように問題が解けなかったり、試験に不合格になったりすることもありました。
それでも、試験を受けるたびに自分の苦手なところを見直して、勉強の仕方を少しずつ変えていきました。
この記事では、簿記3級に合格するまでの5ヶ月間、実際にどのように勉強していったのかを、月ごとに記録しています。
これから簿記3級の勉強を始める方の参考になればと思います。
簿記3級の勉強を始めたときの状況
勉強を始めたときは、簿記についてほとんど何も分かりませんでした。
また、仕事や家族との予定もあるため、毎日何時間も勉強するというやり方は難しい状況でした。
私の場合、勉強時間は平均すると1日1時間ほどだったと思います。
朝に25分を2回に分けて勉強し、余裕がある日は夜にも25分取り組む、ということが多かったです。
毎日、「必ず○時間勉強する」というよりは、できる日に少しずつ進める形でした。
勉強できない日があっても、「今日はできなかったからもうダメだ」と考えず、また次の日に再開するようにしていました。
勉強時間の作り方や、私が実際にやっていた勉強の工夫については、こちらの記事に詳しくまとめています。
【家だと勉強できない私が、「仕組み」で続けられるようになった】
ここからは、そのような環境の中で、5ヶ月間どのように勉強を進めていったのかを振り返ります。
テキストを読みながら簿記の基本を覚える|1ヶ月目
最初の1ヶ月は、テキストを読むことを中心に勉強しました。
まずは、簿記とはどのようなものなのか、どんな考え方で記録していくのかを知るところからスタート。
簿記の言葉や考え方に慣れていなかったので、テキストを読んでいても「なぜここがこうなるんだろう?」と思うことが何度もありました。
それでも、何度も同じところで止まってしまうと先に進めないので、分からない部分に印をつけたり、簡単にメモを残したりして、そのまま進めていきました。
この時期は、まずテキストを一通り読み、簿記の基本的な考え方を知ることを優先しました。
今振り返ると、1ヶ月目は「簿記を勉強する」というより、まず「簿記というものに慣れる」ための期間だったと思います。
「分かったつもり」と「解ける」は違った|2ヶ月目
2ヶ月目に入ると、テキストを一度読み終えました。
そこで、必要なところをノートにまとめたり、重要なところにはマーカーを引いたりしながら、テキストをもう一度読み返しました。
1回目に読んだときにはよく分からなかった言葉も、2回目になると「あのとき書いてあったのはこういうことだったのか」と思える部分が増えてきました。
そして、この頃から強く感じるようになったのが、「テキストを読んで分かったつもりになること」と「実際に問題を解けること」は別だということでした。
テキストを読んでいると理解できたように感じるのに、いざ問題を解いてみると、手が止まってしまうことがありました。
そんなときは、テキストやノートを確認してから、もう一度問題に取り組みました。
問題を解くことで、「ここがまだよく分かっていない」という部分にも気づけるようになり、少しずつ理解を深めていきました。
1ヶ月目はテキストを読むことが中心でしたが、2ヶ月目からは、読むだけではなく、実際に問題を解く時間を増やしていくようになりました。
初めての試験で41点|3ヶ月目
3ヶ月目は、テキストの2回目を終え、問題演習をさらに増やしました。
問題を解いていくうちに、少しずつ得意なところと苦手なところも分かってきました。
ある程度勉強したところで、「もしかしたら合格できるかもしれない」と思い、初めて試験を受けることにしました。
結果は41点。
不合格でした。
第1問で39点を取れたので、簿記の仕訳問題は理解できていると感じました。
しかし、第2問と第3問ができておらず、勉強してきたつもりだったので、かなりショックでした。
ただ、実際に試験を受けてみたことで、問題への対応力がまだ足りないことを実感しました。
この経験から、次の月は試験で感じた苦手な部分を意識しながら、勉強の進め方を少し変えることにしました。
初めての試験で感じたことや、実際の試験でどんなことが難しかったのかについては、別の記事に詳しくまとめています。
第2問と第3問を中心に勉強する|4ヶ月目
1回目の試験を終えてからは、第2問と第3問を中心に勉強しました。
また、一度解いたことがある問題でも、時間を空けると「前にやったはずなのに忘れている」ということがありました。
そこで、間違えた問題をそのままにせず、しばらく時間を置いてからもう一度解くようにしました。
繰り返していくと、自分がどこで迷いやすいのか、どんな問題が苦手なのかも少しずつ分かってきました。
問題を解いていて分からない部分が出てきたときは、テキストに戻って確認しました。
1回目の試験を受ける前は、「一通り勉強できている」という感覚がありましたが、この頃には、自分の弱いところを具体的に意識しながら勉強するようになっていました。
そして、2回目の試験を受験。
結果は57点でした。
1回目より点数は上がりましたが、合格には届きませんでした。
問題を解くことに時間を使って勉強してきましたが、第2問と第3問を解くのに時間が足りませんでした。
そこで、もう一度勉強方法を見直して、最後の1ヶ月に取り組むことにしました。
本試験を意識した問題演習|5ヶ月目
5ヶ月目になると、自分の苦手なところが以前よりはっきりしてきました。
2回目の試験では時間が足りなかったので、この月は時間の使い方も意識するようになりました。
私は第1問を15~20分くらいで解くことを目安にして、第2問と第3問に時間を残す練習をしました。
そして、これまでの問題だけではなく、いろいろな問題のパターンにも慣れておきたいと思い、本試験形式の予想問題集を追加で購入しました。
ここからは、実際の試験を意識して、時間を測りながら問題を解く練習をしました。
すぐに解けない問題に時間をかけすぎず、いったん先に進んで、解ける問題から取り組むことも意識しました。
予想問題を繰り返す中で、問題の出され方にも少しずつ慣れていきました。
そして、3回目の試験を受験。
結果は91点で、ようやく合格することができました。
5ヶ月間の独学を振り返って|まとめ
5ヶ月間を振り返ると、最初から順調に勉強できていたわけではありませんでした。
最初は簿記の言葉を覚えるところから始まり、テキストを読んで少し分かるようになっても、問題になると解けないことがありました。
そして、実際に試験を受けることで、自分では気づいていなかった弱点にも気づくことができました。
私の場合は、試験を受けるたびに「まだここが足りない」と感じ、そのたびに勉強の仕方を少しずつ変えていきました。
また、仕事や家族との予定がある中での勉強だったので、毎日長時間勉強することはできませんでした。
それでも、短い時間で、少しずつ進めることができました。
5ヶ月間の勉強は、

という流れで進んでいきました。
簿記初心者だった私にとっては、2回の不合格も含めて、実際に勉強してみたからこそ分かったことがたくさんありました。
この記事では5ヶ月間の勉強の流れを中心にまとめました。
実際に使ったテキストや問題集、3回の試験で感じたことなどについては、こちらの記事に詳しくまとめています。
これから簿記3級の勉強を始める方へ。
私の体験が、少しでも参考になりますように。

